護くんに女神の祝福を!

「護くんに女神の祝福を!」は、WOWOWのノンスクランブルアニメ枠で、全24話放送されました。「護くんに女神の祝福を!」のあらすじは、人の意思に応えあらゆる事を可能にする未知の力「ビアトリス」。「現出した魔法」と呼ばれるビアトリスについて教える日本で唯一の学校が、東京ビアトリス総合大学付属高等学校(通称東ビ大附属)。幼い頃、ビアトリスの奇跡に命を救われた高校生・吉村護は、東ビ大附属へ転校初日、満開に咲き誇る、秋の桜の下で、一人の少女に出会います。「あなた、私と付き合いなさい」それが護と絢子の運命の出会いでした。「護くんに女神の祝福を!」は、21世紀のラブコメ・スタイル!と話題になっています。

ビアトリス

「護くんに女神の祝福を!」の中に、ビアトリスという言葉が出てきます。ビアトリスとは何のことでしょうか?「護くんに女神の祝福を!」の中の説明によるビアトリスとは?世界上の現在から30年近く前にイタリアの生物学者ベアトリーチェ・アリギエーリによって発見された、人間の思考・意志に感応・反応して変化する特殊物質。大気上に数多く分布し、これに感応できる人間をビアトリス使いと呼び、この物質の性質を利用した機械器具をビアトリス機器と呼ぶそうです。

ビアトリスの扱いは政治・軍事上において多大なる最重要課題となっており、どの国も優れたビアトリス使いを養成および引き抜く事やより強力なビアトリス機器の開発などに必死になっていて、優れたビアトリス使いはVIP扱いでありながらも一方で様々な機密に触れる要注意人物となっていいます。登場人物「魔女ベアトリーチェ」は、ビアトリス発見者ベアトリーチェ・アリギエーリからとられているもので「発見者並みにビアトリスを知り抜き操る者」の意味を持つそうです。

護と絢子

「護くんに女神の祝福を!」の原作は、メディアワークス「電撃文庫」刊、現在8巻まで発売されています。著者は同・電撃文庫で処女作「灰色のアイリス」シリーズを出している岩田洋季で、この作品は、強力な魔力を持ち、周りから恐れられる美少女鷹栖絢子が、天使のような笑顔を持つ可愛い男の子に恋する姿を描いたピュアな学園ラブコメディです。

物語は、世界的な天才ビアトリス使い・鷹栖絢子が、主人公で転校生の護に恋をすることから始まります。鷹栖絢子は校内で最も恐れられている存在のため、周りは護の命を心配したり、反対したりと無責任なことばかり言うのですが、実は鷹栖絢子は純情な女の子。さまざまな事件を乗り越え、2人は校内公認のカップルとなっていきます。無敵の力を持ち傍若無人に振舞う鷹栖絢子が護の前だけで見せる純情、護の優しさあふれる健気な振る舞い、初恋に戸惑う鷹栖絢子をネタに個性的な生徒会の面々が狂騒する様子を描いた学園ラブコメディ「護くんに女神の祝福を!」に注目です。